ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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「充たされぬ飢えを抱え、旅をつづけていた。行く先の目的もなく、目の前を移ろいゆく皮膚感覚を頼りに…」たどり着いた先が与那国島援農隊。泥まみれになって手斧をふるい、水がわりに泡盛を飲みつつ、砂糖キビ畑から寄せる汗のしたたる文章数篇。厳しい離島での生活体験を通して語られる島の男たち、女たちのこと、また酒談議等々はそのまますぐれた離島論となり、立松文学の世界となる。
沖縄漂泊
与那国へ
与那国ぬ情
砂糖キビ畑へ
砂糖キビ畑からの便り
南島論へむけて
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