ちくま文庫

ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX
ヨシタケシンスケ
著
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705
円978-4-480-02235-6
0123
-2-1
1988/06/28
文庫判
464
頁科学者のように思索し、芸術家のように観察し、詩人のように表現する偉大な学者ファーブル―『昆虫記』の著者で知られるファーブルの友であり弟子であった著者が、互いにかわした会話、同時代人の記憶、手紙の類をたんねんに調べあげ、ファーブルの仕事・思想・人柄を浮きぼりにしつつ、その生涯を活写する。この伝記文学の傑作を訳出するにあたり原書にはない『昆虫記』の引用を多数用いて理解を助けた。
1 自然というもの
2 小学校の教員時代
3 コルシカ島のファーブル
4 アヴィニヨンのファーブル
5 パストゥールの訪問
6 デュルイとの出会い
7 スチュアート・ミルとの交わり
8 オランジュのファーブル
9 『昆虫記』第一巻の出現
10 アルマスの荘園
11 活動と沈静の時代
12 自然のふしぎ
13 『自然科学物語』
14 おもしろい淘汰の話
15 楽しい習性
16 本能について
17 ファーブルのような学者たち
18 セリニアンの集い
19 たそがれどき
20 晩年の栄光
21 臨終
ファーブルの言葉
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