関千枝子
( せき・ちえこ )関 千枝子(せき・ちえこ):1932年大阪に生まれる。女学校二年のとき広島で被爆。早稲田大学文学部露文科卒業。毎日新聞記者を経て全国婦人新聞(女性ニューズ)記者、編集長。2021年2月、没。
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勤労動員にかり出された級友たちは全滅した。当日、下痢のため欠席して死をまぬがれた著者が、40年の後、一人一人の遺族や関係者を訪ねあるき、クラス全員の姿を確かめていった貴重な記録。
序章 8時15分―広島市雑魚場町
第1章 炎の中で
第2章 学校に帰った級友たち
第3章 “南へ”―業火に追われて
第4章 島へ
終章 8月15日
章外の章(1)耐えて生きる
章外の章(2)原爆と靖国
“スキャンダル”のあと―『広島第二県女二年西組』余聞
62年目の再会―『広島第二県女二年西組』余聞②
解説 生涯にひとつの作品 山中恒
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