ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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無類の猫好きとして知られる編者が、古今東西の書物に表われた“猫”を紹介する楽しい一冊。リルケ、ジョイス、ラブレー、シェイクスピア、ボードレール、ムージルから筒井康隆、稲垣足穂、南方熊楠、中原誠、向田邦子など実に多彩な人達の“猫”への想いが綴られる。この文庫のための書き下ろし6編と本邦初訳3編を収める。
1 猫〈シャ〉ルボンヌ大学公開講座(家猫の系統史
ノンセンス猫四態
猫のひげは強い
柳田国男と猫 ほか)
2 優雅にも比喩画に…(愛の生活
『白鯨』より
あやしの猫 ほか)
3 キャットウオッチング(猫
「猫が近づく」より
マロンの日記
猫の上京 ほか)
4 猫モルフォーゼ(黒猫のしっぽを切った話
ネコについて
猫の王 ほか)
5 ネコランダム(善猫メダル
スイッチョねこ
ウイッティントン卿とねこ ほか)
6 恋に生き枠に生き…(マハシャイ・マミオ殿
猫と文学者
ねこ物語 ほか)
7 じゃれ猫、しゃれ猫、別れ猫(ねこをつる
猫物をいう事
子猫 ほか)
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