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ちくま文庫

柳田國男全集29

定価

1,207

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02429-9

Cコード

0139

整理番号

-6-29

1991/01/29

判型

文庫判

ページ数

0

解説

内容紹介

全国農事会幹事として各地で行なった講演をまとめた『時代ト農政』は、日露戦争後の国による地方改良運動に対して、農民の立場に立った農業経済政策を展開する柳田国男の農政学総決算の書である。農業の抱えるさまざまな問題を、農村と農民の歴史をさかのぼることによって解明する『日本農民史』。都市の起源、形成の過程、日本の都市の特質を明らかにして、都市と農村の望ましい関係を説く『都市と農村』。ほかに「生産組合の性質について」「中農養成策」など、柳田の学問を貫く経世済民思想の源流となった科学としての農政理論を集成する。

目次

時代ト農政
日本農民史
都市と農村
生産組合の性質について
中農養成策
農民史研究の一部
農村雑話
行商と農村

著作者プロフィール

柳田國男

( やなぎた・くにお )

柳田 國男:(1875―1962)兵庫県に生まれる。幼少年期より文学的才能に恵まれ、短歌、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省、貴族院勤務を経て、朝日新聞社に入社。勤務の傍ら全国各地を旅行し、民俗学への関心を深める。1909年、日本初の民俗誌『後狩詞記』を発表、以後『遠野物語』から晩年の『海上の道』に至るまで多大な業績を遺す。

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