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ちくま文庫

坂口安吾全集 3

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02463-3

Cコード

0193

整理番号

-4-3

1990/02/28

判型

文庫判

ページ数

0

解説

内容紹介

転生と新たな文学の発見―「紫大納言」「イノチガケ」「真珠」「朴水の婚礼」他23篇を収録。

目次

禅僧
不可解な失恋に就て
雨宮紅庵
老嫗面
女占師の前にて
南風譜
閑山
紫大納言
木々の精、谷の精
勉強記
醍醐の里
総理大臣が貰った手紙の話
篠笹の陰の顔
盗まれた手紙の話
イノチガケ―ヨワン・シローテの殉教
風人録
波子
島原の乱雑記
真珠
居酒屋の聖人
五月の詩
伝統の無産者
二十一
鉄砲
露の答
朴水の婚礼
土の中からの話

著作者プロフィール

坂口安吾

( さかぐち・あんご )

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

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