坂口安吾
( さかぐち・あんご )1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。
loading...
明治草創の頃、探偵・勝海舟活躍する連作推理11篇。安吾流“退屈しのぎ”に、乞御繙読を。
明治開化 安吾捕物帖(舞踏会殺人事件
密室大犯罪
魔教の怪
ああ無情
万引一家
血を見る真珠
石の下
時計館の秘密
覆面屋敷
冷笑鬼
稲妻は見たり)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。