森毅
( もり・つよし )1928年東京生まれ。東京大学数学科卒業。京都大学教養部教授を長く務める。著書に『まちがったっていいじゃないか』(ちくま文庫)、『数学の歴史』(講談社学術文庫)、『対談 数学大明神』(安野光雅氏と共著、ちくま学芸文庫)ほか多数。2010年7月逝去。
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大学生にもなって、「出席をとってくれ」とはケシカラン。努力を認めてくれ、などと甘えてはイカン。人生、実らぬ努力もあるのダヨ…。学校教育のなかで知らず知らず型にはまってしまった私たちの頭のコリをもみほぐし、目からウロコを落としてくれる森センセイの人生指南。
1 数学者といわれても世間の中で…(戦争の終わるまで
数学者の反戦運動
新入生への私的オリエンテーション ほか)
2 教育などについかかわって…(評価について
裸の王様
中教審答申と大学教師 ほか)
3 …それでも大学で数学を教えている(日本数学の社会史
歴史のなかの“大学”理念
「高校数学」と「大学数学」の間
公理主義の変容 ほか)
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