大塚英志
( おおつか・えいじ )大塚 英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『アンラッキーヤングメン』(KADOKAWA)他多数、評論に『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『物語消費論』『「おたく」の精神史』(星海社新書)、他多数。
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「隠されていたシステムを顕在化し、これを複製したものが今日のメディアの中で最も魅力的な商品なのである」「ぼくたちは今、システムとしての物語と儀式としての物語の狭間で生きているといえるだろう」―。著者独自の民俗学的視点に基いて展開される、物語消費論ブームを巻きおこした話題の著。
序章 システムと儀式
第1部 〈まんが〉というシステム(〈まんが〉は流通する―流通論
業界人と読者たちの小宇宙―業界論
ラフォーレ原宿としてのまんが専門店―まんが専門店論)
第2部 儀式としての〈まんが〉(ゲームと文学の狭間で―ゲーム・文学論
大人にならないための一刻館―作品論
少女民俗学を提案する―少女論)
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