loading...

ちくま文庫

人間 檀一雄

定価

1,004

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02645-3

Cコード

0195

整理番号

-4-1

1992/09/24

判型

文庫判

ページ数

480

解説

内容紹介

檀一雄の一生は放浪つづきであった。国内はもとより、中国に、ポルトガルに、と、つねに新しい境涯を求めていたのだ。この特異な作家の真実を長年身近に接した著者がとき明かす。太宰治との親交、坂口安吾との誠実なかかわりそして名作『火宅の人』の背景となっている愛情問題、家族への愛、友人たちとのつき合いなどを通し、一見「無頼派」風に見られる檀一雄の、人間と文学に対する折目正しい姿がうかび上がる。

目次

1 太宰治との異様な交遊
2 軍隊への脱出
3 幼少の日の光と影
4 異郷放浪
5 戦後の苦闘
6 坂口安吾への敬愛
7 『火宅の人』の背景
8 津軽
9 檀流クッキング
10 サンタ・クルス浜
11 親が有っても子は育つ
12 永眠

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

これから何かを始めたい人たちへ