寺山修司
( てらやま・しゅうじ )寺山 修司(てらやま・しゅうじ):1935-83年、青森県弘前市生まれ。早稲田大教育学部に入学(後に中退)。歌人・劇作家、評論家など多岐のおよび活動。劇団「天井桟敷」を主宰。著書に『家出のすすめ』『書を捨てよ、町へ出よう』など。
loading...
時は室町、将軍足利義政に仕える佐々木家に突如まきおこったお家乗っ取り騒動。その渦中に家宝の絵巻物が盗まれ、忠臣毛剃丸に疑いがかかる。この事件を発端に、恋と欲、忠義と肉親の情愛がからみ合う因果応報、勧善懲悪の物語がくりひろげられる。江戸のマルチタレント山東京伝の代表作「昔話稲妻表紙」をもとに、奇才・寺山修司が大胆に書きかえた作品。
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。