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ちくま文庫

手塚治虫はどこにいる

定価

534

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03130-3

Cコード

0195

整理番号

-13-3

1995/12/04

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

これまで、テーマ主義的にしか語られなかった手塚論を全面否定し、線とコマ割りの面から手塚治虫を捉えなおす画期的な手塚治虫論。戦後約15年間の生命感に溢れていた線は、劇画やアニメとの関わりの中で、矯正を強いられてゆく。数度にわたって描き直された「ジャングル大帝」等をテキストに手塚作品の本当の面白さと表現論的な意味を探る。

目次

序―手塚さんの死
手塚治虫像―宝塚・戦争・マンガ
初期手塚マンガの楽しさ―モッ?uシーン
『新宝島』―コマの革命はあったのか?
『新宝島』の読み方―表現論
ヒョウタンツギ―方法的アソビの意味
落書き記号の面白さ―線の思想
手塚的な目玉たち―自意識
『ジャングル大帝』―「物語」と画像
月刊誌黄金期―『アトム大使』から『0マン』へ〔ほか〕

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