赤瀬川原平
( あかせがわ・げんぺい )1937年横浜生まれ。画家。作家(尾辻克彦)。60年代には「ハイレッド・センター」など前衛芸術家として活動、70年代には「櫻画報」など独自の批評を盛り込んだイラストレーターとして活躍、81年には『父が消えた』で芥川賞を受賞。1986年、藤森照信、南伸坊らと「路上観察学会」を結成。他に高梨豊、秋山祐徳太子との「ライカ同盟」、山下裕二との「日本美術応援団」の活動がある。2014年没。
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街なかにひっそりとたたずむ、無用だけどなぜか人の心をとらえて離さない「トマソン」。第一物件発見から24年、トマソンと命名されてから14年、多くの観察者によって採集されてきた無数の物件写真のなかから、21タイプ304物件の名品を精選し、詳細なデータ・コメントを付した、世界初の大図鑑。本書には第一発見物件である「四谷階段」に代表される「無用階段」はじめ7タイプ156物件を収録した。
無用階段
無用門
ヒサシ
無用窓
ヌリカベ
原爆タイプ
内面
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