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ちくま文庫

シェイクスピア全集 9 ウィンザーの陽気な女房たち

無類の酒好き、女好き、太目の悪党フォルスタッフ。いい目を見ようと人妻に言い寄るが、企みバレて大騒ぎとなるドタバタ喜劇。 【解説: 前沢浩子 】

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03309-3

Cコード

0197

整理番号

-10-9

2001/05/09

判型

文庫判

ページ数

224

解説

内容紹介

シェイクスピア作品の中で唯一、同時代のエリザベス朝のイングランドを扱った市民劇。無類の酒好き、女好き、太っちょの悪党フォルスタッフ。素寒貧になった怪騎士が思いついたのは、金持ちの人妻に言い寄って、金も恋も思いのままにという企み。ところが陽気な女房たちの仕掛けに逆にはまってしまって大騒ぎ。ウィンザーの多彩な面々に懲らしめられるドタバタ喜劇。

著作者プロフィール

シェイクスピア

( しぇいくすぴあ )

1564-1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている。

松岡和子

( まつおか・かずこ )

1942年生まれ。翻訳家・演劇評論家。シェイクスピア全37作品を翻訳。個人訳としては史上3人目。この業績により、2021年、日本翻訳文化賞、菊池寛賞、毎日出版文化賞 朝日賞 小田島雄志・翻訳戯曲 賞を受賞。

この本への感想

本当におもしろい喜劇だとおもいます。

シェイクスピアの中の喜劇で僕は今、NO.1だとおもいます。
登場人物それぞれに独自のキャラクターがあり、観るのも、演じるのも楽しい作品です。
先日学校のプロジェクトでスレンダー役を演じさせていただきました。松岡和子先生の訳も素敵で思い出の本になりました。
筑摩書房さんにはこれからもシェイクスピア作品がどしどしと出版されることを期待しています。

スレンダー

さん
update: 2006/12/07

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