loading...

ちくま文庫

山田風太郎明治小説全集 2

——警視庁草紙(下)

近代化を押し進める川路、影の御隠居駒井相模守。明暗を分ける時代の流れ。華やかな明治の舞台裏に流れる去りゆく者たちの悲哀。 【解説: 和田忠彦 】

定価

1,265

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03342-0

Cコード

0193

整理番号

-22-2

1997/05/22

判型

文庫判

ページ数

480

解説

内容紹介

警視庁vs元江戸南町奉行所の面々。広沢真臣、黒田清隆、井上馨、森鴎外、高橋お伝、皇女和宮、清水の次郎長などなど多彩な人物を巻き込む怪事件をめぐり知恵くらべは続く。華やかな明治の舞台うらに流れる去りゆくものたちの悲哀。

著作者プロフィール

山田風太郎

( やまだ・ふうたろう )

1922年、兵庫県養父郡の医家に生まれる。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで数々の“風太郎忍法”を生み出し忍法帖ブームをまきおこす。『警視庁草紙』などの明治を舞台にした小説や、『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』などの日記文学、『人間臨終図巻』をはじめ死を見つめた著書等多数。1997年第45回菊池寛賞を受賞。 2001年、尊敬する江戸川乱歩と同じ、7月28日没。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

これから「大人」になる人たちへ