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ちくま文庫

山田風太郎明治小説全集 9

——明治波濤歌(上)

自由民権運動に燃える北村透谷らの若き日々(風の中の蝶)、美登利を人買いから救出しようとする一葉と涙香(からゆき草紙)など三篇収録。

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03349-9

Cコード

0193

整理番号

-22-9

1997/09/24

判型

文庫判

ページ数

416

解説

内容紹介

未知の国との出会いの地点、港。波濤を分けて港にたどりついた人、出ていった人を描いた作品6篇の連作集。

著作者プロフィール

山田風太郎

( やまだ・ふうたろう )

1922年、兵庫県養父郡の医家に生まれる。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで数々の“風太郎忍法”を生み出し忍法帖ブームをまきおこす。『警視庁草紙』などの明治を舞台にした小説や、『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』などの日記文学、『人間臨終図巻』をはじめ死を見つめた著書等多数。1997年第45回菊池寛賞を受賞。 2001年、尊敬する江戸川乱歩と同じ、7月28日没。

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