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ちくま文庫

終わりなき日常を生きろ

「終わらない日常」と「さまよえる良心」――オウム事件直後出版の本書は、著者のその後の発言の根幹である。書き下ろしの長いあとがきを付す。

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03376-5

Cコード

0136

整理番号

-18-1

1998/03/24

判型

文庫判

ページ数

208

解説

内容紹介

「さまよえる良心」と「終わりなき日常」をキーワードに、今最も活発な発言を続ける著者が、オウムと現代社会を分析する。社会が成熟し、幻想が共有されなくなった時代、人はそれぞれの物語を生きるようになっている。その後の事件、状況分析を加えたあとがきを新たに付す。

目次

第1章 「オタク論・連赤論・二重組織論・邪宗論」はデタラメ
第2章 「さまよえる良心」がアブナイ
第3章「終わらない日常」はキツイ
第4章 コミュニケーション・スキルという知恵

著作者プロフィール

宮台真司

( みやだい・しんじ )

社会学者。1959年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。首都大学東京教授。社会システム理論専攻。著書に『終わりなき日常を生きろ』『増補 サブカルチャー神話解体』『人生の教科書[よのなかのルール]』『挑発する知』『14歳からの社会学』(以上、ちくま文庫)、『オタク的想像力のリミット』(監修・筑摩書房)、『日本の難点』(幻冬舎新書)、『「絶望の時代」の希望の恋愛学』(KADOKAWA)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(幻冬舎)等多数。

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