ちくま文庫

新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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十七歳のときから常に身辺から離さず読み続けてきた著者による『歎異抄』私論。あふれる感情を見事に制御し、「簡素」とも言うべき美しさをたたえる親鸞の言葉を『教行信証』『和讃』『末燈鈔』と比較しつつ読み解き、複雑で多面的な親鸞像に迫る。
序章 愚禿の譜
第1章 弥陀の誓願不思議
第2章 地獄に堕つべき業
第3章 悪人こそ成仏する
第4章 無明の闇の輝き
第5章 父母の孝養のために念仏せず
第6章 なんじとわれとの出会い
第7章 迷いとさとりと一つづき
第8章 力なくして終る人生
第9章 行方の知れぬ念仏
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