ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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かつてこのように格調高くまたメチャクチャな飲み屋があったろうか。このように度外れの酔客がいただろうか。吹き荒れる酒の嵐。詩人・草野心平が開いた酒房「火の車」をめぐる、今は会おうとしても会えない魅力的な人々を、客よりほんの少し覚めた目で見つつ熱く生きた板前の、とってもたいへんだった夜また夜。
1 炎えろ!火の車(心平さんとおやじ
心平さんと私
開店第一夜 ほか)
2 酔聖烈伝(直撃、古田ストーム
裸の仁王
真夜中の馬力 ほか)
3 板前風雲録(引っ越し余話
夜明けの洗礼
屋台、わが命 ほか)
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