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ちくま文庫

十六夜(いざよい)橋

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03485-4

Cコード

0193

整理番号

-44-1

1999/06/24

判型

文庫判

ページ数

400

解説

内容紹介

不知火(しらぬい)の海辺に暮す土木事業家の主とそれをとりまく三?繧フ女たち。遊女、石工、船頭…人びとがあやなし紡ぎ出す物語は、うつつとまぼろし、生と死、そして恋の道行き―。第三回紫式部文学賞受賞作品。

著作者プロフィール

石牟礼道子

( いしむれ・みちこ )

石牟礼 道子(いしむれ・みちこ):1927-2018年。作家。熊本県天草郡に生まれ水俣市に育つ。69年『苦海浄土――わが水俣病』を刊行。73年マグサイサイ賞、86年西日本文化賞を受賞。93年に本作『十六夜橋』で紫式部文学賞受賞。2001年度朝日賞受賞。02年『はにかみの国――石牟礼道子全詩集』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。他の著書に『アニマの鳥』『椿の海の記』『石牟礼道子全集 不知火』などがある。

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