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定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03492-2

Cコード

0195

整理番号

-8-3

1999/07/22

判型

文庫判

ページ数

416

解説

内容紹介

山への讃歌を綴ったこの「忘れえぬ山」を読みながら、読者は地図をひろげ、未知の山への登山計画を練ってもよいだろう。あるいは自分の登った山を辿ってみると、記憶が鮮明に甦り、山の匂いや感動が湧いてくる。そして、自分の山の歩き方と他人の歩き方、山に向かう態度、山中での行動の仕方など、比べて見ることが出来る。この山のアンソロジーは、山の悦びを本当に体験する一つの指針となるにちがいない。

目次

雪と森林(石一郎)
十勝岳紀行(三浦敬三)
乳頭山から裏岩手へ(岡田喜秋)
尾瀬の詩(植草彦次郎)
八丁の湯(植草彦次郎)
谷川岳と穂高岳(渡辺兵力)
笛吹川を溯る(田部重治)
たてしなの歌(尾崎喜八)
遠山川西沢(黒田正夫)
山峡の湯(田中冬二)〔ほか〕

著作者プロフィール

串田孫一

( くしだ・まごいち )

1915―2005年。哲学者、詩人、エッセイスト。東京生まれ。東京帝国大学哲学科卒業。上智大学、東京外国語大学などで教鞭をとる。「歴程」同人。1958年、山の文芸・芸術誌「アルプ」を創刊し、,83年終刊まで編集責任者を務める。『山のパンセ』実業之日本社、『ギリシア神話』筑摩書房、『串田孫一随想集』全6巻、立風書房、『串田孫一集』全8巻、筑摩書房など、著書多数。

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