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定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03493-9

Cコード

0195

整理番号

-8-4

1999/08/24

判型

文庫判

ページ数

416

解説

内容紹介

大雪山・鳥甲山・信州和田峠などの日本各地、朝鮮、台湾、ヨーロッパ・アルプス、ヒマラヤ―かつてそこを歩いた岳人たちが綴った「忘れえぬ山」。雪国の山の登攀(雪崩)、壮大な岩場の岩肌の感触や登頂の喜び、胸をときめかす快晴の山峡の朝など、この名紀行文のアンソロジーが伝えるあふれる詩情、素朴な悦び、あくなき好奇心は、読者の心と共鳴し、旅を愛する人々に最上の贈りものとなるにちがいない。

目次

知床日誌(更科源蔵)
大雪山紀行(中西悟堂)
南会津朝日ガ岳(川崎隆章)
白い道(辻一)
春の上越(川崎精雄)
平ガ岳紀行(渡辺公平)
五月の山旅(藤島敏男)
鳥甲山メモ(三宅修)
追分ヶ原と信州和田峠(大谷一良)
野呂川谷の樵夫達(野尻抱影)〔ほか〕

著作者プロフィール

串田孫一

( くしだ・まごいち )

1915―2005年。哲学者、詩人、エッセイスト。東京生まれ。東京帝国大学哲学科卒業。上智大学、東京外国語大学などで教鞭をとる。「歴程」同人。1958年、山の文芸・芸術誌「アルプ」を創刊し、,83年終刊まで編集責任者を務める。『山のパンセ』実業之日本社、『ギリシア神話』筑摩書房、『串田孫一随想集』全6巻、立風書房、『串田孫一集』全8巻、筑摩書房など、著書多数。

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