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ちくま文庫

恋の花詞集

——歌謡曲が輝いていた時

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03554-7

Cコード

0195

整理番号

-6-6

2000/04/10

判型

文庫判

ページ数

480

解説

内容紹介

『青葉茂れる桜井の』から『霧深きエルベのほとり』まで64曲を年代順に、その歌謡曲に秘められた「想い」を探る。日本の最初の流行歌『カチューシャの唄』、大正ロマンの『雨降りお月さん』、歌謡曲の黄金時代(昭和9‐15年)の『影を慕いて』、戦後の『りんごの唄』など、歌謡曲には大切にしたい「感情」が潜んでいること、絵空事だからこその「真実」を曲それぞれの時代の芸能や風俗と共に描く。

目次

桜花の巻(『花』―明治33年
『早春賦』―大正2年
『ゴンドラの唄』―大正4年
『雨降りお月さん』―大正15年
『お菓子と娘』―昭和2年 ほか)
椿の巻(『リンゴの唄』―昭和21一年
『みかんの花咲く丘』―昭和21年
『港が見える丘』―昭和22年
『とんがり帽子』―昭和22年
『東京の屋根の下』―昭和23年 ほか)

著作者プロフィール

橋本治

( はしもと・おさむ )

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

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