猟奇文学館 3 ─人肉嗜食

禁断の世界に魅入られた猟奇人間の狂気と悦楽。夢枕獏、筒井康隆、高橋克彦、宇能鴻一郎、村山槐多、中島敦ら、カニバリズム小説11篇を収録。

猟奇文学館 3 ─人肉嗜食
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:り-5-3
  • 刊行日: 2001/01/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:4-480-03613-X
  • JANコード:9784480036131

この本の内容

なぜ人の肉を食ってはいけないのだ!?人肉のうまさに取り憑かれてしまった人間たちの狂気と悦楽。そして、わが肉を捧げる愛。高橋克彦、夢枕獏、筒井康隆、宇能鴻一郎、山田正紀ら現代作家から、村山槐多、中島敦まで、カニバリズム傑作小説11篇を厳選。人肉嗜食魔たちが味わった天国の至福と地獄の業苦をとくと御賞味あれ。

この本の目次

悪魔の舌(村山槐多)
狐憑(中島敦)
香肉(シャンロウ)(生島治郎)
秘密(タプ)(小松左京)
夜叉神堂の男(杉本苑子)
子をとろ子とろ(高橋克彦)
ことろの首(夢枕獏)
肉屋に化けた人鬼(牧逸馬)
血と肉の愛情(筒井康隆)
薫煙肉(ハム)のなかの鉄(山田正紀)
姫君を喰う話(宇能鴻一郎)

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