ホームレスになった ─大都会を漂う

なぜ突然サラリーマンが失踪し、路上生活者になるのか? ホームレスが生活保護を受けられない「福祉」の現実とは? 行政の現場で見た真実。

ホームレスになった ─大都会を漂う
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 814円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:か-37-1
  • 刊行日: 2001/11/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-03675-X
  • JANコード:9784480036759

この本の内容

元サラリーマンのホームレスが急増している。真面目な管理職がある日失踪し、次に現われた時には路上生活者になっている。経済的な事情がなくても人はホームレスになる。家族や友人との人間関係が崩壊した時、家より路上を選ぶ人がある。なぜ生活保護を受けられないか。「福祉が人を殺す」という言葉の意味とは。都庁で労働相談に携わる著者が見た真実。

この本の目次

見えなくなる人たち(管理職が消えた
安息の場を求めて)
路上生活入門―生き方の選択(ある賃金不払い事件
住所がないということ ほか)
理不尽な日々を生きて―危機の予兆(無言の復讐
運が悪かった)
現代社会のカナリアたち―人材廃棄処分の時代(失踪宣告
不安の中を生きる)

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