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ちくま文庫

少年事件

——暴力の深層

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03831-9

Cコード

0136

整理番号

-6-2

2003/05/07

判型

文庫判

ページ数

304

解説

内容紹介

「人でも殺しに行くか」と、通りがかりの主婦をめった刺しにした少年。拳銃欲しさに警官をバタフライナイフで襲い、「お巡りさんは拳銃の付録のようだった」と言う少年。そして、家庭内暴力の果てに父親に“金属バット”で殴り殺されたあの少年。家庭内から「外へ」向き始めた少年の暴力の裏側には何があるのか。丁寧な取材によって少年の心に肉迫する。

目次

第1章 果てない殺人願望―主婦襲撃事件(人でも殺しに行くか
なぜ死なないのか ほか)
第2章 失敗からの助走―警官襲撃事件・浮浪者襲撃事件(暗闇のサバイバルゲーム
もう一人の自分 ほか)
第3章 父に砕かれたいのち―金属バット殺人事件(分刻みの時間に支配され
「お父さん」と「テメエ」の間で ほか)
第4章 死にたいくらい悲しいのに―もう一つの家庭内暴力(お前たちの責任だ
漫画の世界に入りたい ほか)
第5章 家族の罠―少年事件への視角(育てることがおざなりに―家裁調査官・寺尾絢彦氏
階層社会に敏感な親たち―精神科医・斎藤学氏(家族機能研究所代表) ほか)

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