ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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「ほしかったらわたしを追っかけてきて、つかまえなさいな。」宴のさなか、艶麗な女主人は一糸まとわぬ姿になって走り出した。男は狂ったように追いかける…秀逸な「床屋の身の上話」、夜の闇をつらぬいて皓々と輝く楼閣に、夢のような光景がくり広げられる「アリと乙女ジャリスの物語」、戦いと愛のロマン「オマル王とふたりの息子の物語」など、驚きと不思議にみちた魅惑の物語の数々。
せむし男の物語(第二十七夜‐第三十四夜)(料理頭の話
ユダヤ人の医者の話
仕立屋の話
床屋の身の上話
仕立屋の話の結び)
ヌル・アル・ディン・アリと乙女アニス・アル・ジャリスの物語(第三十四夜‐第三十八夜)
恋に狂った奴ガーニム・ビン・アイユブの物語(第三十八夜‐第四十五夜)(最初の宦官ブハイトの話
二番めの宦官カフルの話)
オマル・ビン・アル・ヌウマン王とふたりの息子シャルルカンとザウ・アル・マカンの物語(第四十五夜‐第九十五夜)
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