ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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日ごろおおいかくしている肌をすっかりあらわにして全裸で水浴中の美しいズバイダー妃の姿をのぞこうと、教主は御殿を出て庭に下りたった。妃は気配を感じ、玉門を両手でおさえた…真夏の池畔の蠱惑的なエピソード「ハルン・アル・ラシッド教主と水浴中の妃」、空飛ぶ木馬にまたがって、大空を自由に駆ける王子の恋と冒険を描く「黒檀の馬」、リリシズムの香り高い熱烈な純愛物語「ウンス・アル・ウユドと大臣の娘ばらの蕾」などを収録。
ペルシャ人アリ
ハルン・アル・ラシッドと奴隷娘と導師アブ・ユスフの話
泥棒のふりをした恋人の話
バルマク家のジャアファルと豆売り
怠け者のアブ・モハメッド
バルマク家のヤーヤ・ビン・ハリドがマンスルを寛大にあつかった話
にせ手紙を書いた男にハリドの子ヤーヤが情けをかけた話
アル・マアムン教主と異国の学者
アリ・シャルとズムルッド
ジュバイル・ビン・ウマイルとブズル姫の恋〔ほか〕
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