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定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03972-9

Cコード

0172

整理番号

-28-1

2004/08/09

判型

文庫判

ページ数

224

解説

内容紹介

野ざらしとなった車両、草むした中に伸びる線路など、カメラマン自らが「棄景」と呼ぶ光景を捉えた写真&エッセイ。かつて近代化の響きを地上に轟かせた列車たちの痕跡がなまなましく残る風景や、幻想のかなたに甦る人間の記憶ともいうべき画像の数々。70年代以降、東京を含め日本各地に残っていた鉄道廃墟を写しとった、危険な魅力に満ちた一冊。

目次

序にかえて―東京郊外・小田急線K駅界隈(一九七一年)
黄色い都電の走った風景―東京都電1000形(一九九〇年)
まぼろしの市街電車―豊橋鉄道300形(一九八二年)
ロープウェイの少女―小河内観光開発(一九九〇年)
本物のつまった箱―国鉄オハフ61形客車(一九九五年)
透明な汽車―天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅(一九八八年)
いつか通った雪の街―越後交通長岡線(一九九四年)
百年前に造られたトンネル―東海道本線石部隧道(一九九三年)
廃墟の蛾―国鉄丸山変電所(一九八七年)
避暑地に行くまでに見えたもの―信越本線碓井第六橋梁(一九八七年)〔ほか〕

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