メタフィクションの謀略

ハイテクが浸透し、現実がますます仮想現実と化してきたいま、文学はいったい何をたくらんでいるのか? ヴァーチャル・リアリティ時代の新しい比較文学論。

メタフィクションの謀略
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,548円(税込)
  • Cコード:0395
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1993/11/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:248
  • ISBN:4-480-05195-3
  • JANコード:9784480051950

この本の内容

ハイテクが浸透し、現実がますます仮想現実と化してきたいま、文学は何をたくらんでいるのか?トマス・ピンチョン、筒井康隆、ルーディ・ラッカー、沼正三、スティーヴ・エリクソンらの小説を手がかりにした、ヴァーチャル・リアリティ時代の比較文学論が幕を明ける。

この本の目次

序章 メタフィクションの覇権主義
第1章 V2・デッドヒート―トマス・ピンチョン『重力の虹』とポストモダン・リアリズム
第2章 〈怪物〉たちのよみがえった夜―筒井康隆『虚航船団』以前・以後もしくは超虚構工学
第3章 ピムとアリスとスチームパンク―ルーディ・ラッカーの『空洞地球』あるいはトランスリアリスト・メタフィクション
第4章 畜権神授説―沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築
第5章 マドンナはクリントンと寝ない―スティーヴ・エリクソンArc d’xとメタヒストリカル・ロマンス
終章 末だ語りえぬメタフィクションたち

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