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ちくま新書

商店街再生の罠

——売りたいモノから、顧客がしたいコトへ

再生策は、 利用者がつくる!

「大型店に客を奪われた」は幻想! B級グルメ、商店街を利用しない公務員、ゆるキャラなど数々の事例から、商店街衰退の真実と再生策を導き出す一冊。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06729-6

Cコード

0263

整理番号

1027

2013/08/05

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

「大型店に客を奪われた」というのは、幻想である。商店街衰退の本当の理由は、「成功例」を模倣する公務員と、意欲の低い商店主にあった。レトロ商店街、キャラクター商店街、B級グルメ商店街、シェア起業、スローフード、民間図書館など数々の事例から、商店街衰退を引き起こす「罠」を見つけ出し、再生へのヒントを提示する。

目次

第1章 レトロ商店街の罠
第2章 キャラクター商店街の罠
第3章 B級グルメ商店街の罠
第4章 商店街を利用しない公務員
第5章 意欲が低い商店主
第6章 再生戦略1 「シェア」で、雇用・起業を創出
第7章 再生戦略2 「地域経済循環率」を高めて、第一次産業と共生
第8章 再生戦略3 趣味を媒介に「地域コミュニティ」を育成

著作者プロフィール

久繁哲之介

( ひさしげ・てつのすけ )

地域再生プランナー。1962年生まれ。早稲田大学卒業後、日本IBMでマーケティングを担当。現在は都市研究センター研究員。日本でのスローシティ提唱者として脚光を浴びている。実家は老舗飲食店で、個店経営の基本と裏側に詳しい。ブログ「久繁哲之介の地域力向上塾」、facebook「若者バカ者まちづくりネットワーク」等を通じて、地域再生や社会起業を支援している。著書に『地域再生の罠』(ちくま新書)、『日本版スローシティ』(学陽書房)等がある。

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