ちくま学芸文庫
悪文の構造
─機能的な文章とは
千早耿一郎
著
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1,025
円978-4-480-08032-5
0195
-3-1
1993/01/07
文庫判
0
頁風の又三郎とは一体誰なのか。よだかはなぜみにくいのか。謎と魅惑にみちた宮沢賢治の作品世界を、詩のはじまりから幻想四次における至高点にむけての終わりなき旅、〈書くこと〉の彷徨がたどる受難の劇として読み解くスリリングな賢治論。詩誌「凶区」連載中より読者の共感を呼び起こし、著者の賢治研究の出発点となった画期的論考。
風の又三郎は誰か
よだかはなぜみにくいか
七つ森から小岩井まで
小岩から…小岩井へ…
とし子の死(あるいは受難劇
詩の終焉と回生)
ホモイの劫罰
付録(『風の又三郎』はどのようにできたか
宮沢賢治論素描)
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