ちくま学芸文庫
悪文の構造
─機能的な文章とは
千早耿一郎
著
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日本仏教史および文化史の上に偉大な足跡を残している巨人・弘法大師空海ほど、さまざまな伝説・俗信に彩られた謎の人物は稀である。本書は、空海にまつわる神話を洗い落とし、真に仏教者・思想家・詩人として生きた生涯を再現して、彼の求めたものは何であったのか、その軌跡はどうであったかをあざやかに浮かび上がらせる、空海伝の定本である。
第1章 生きている空海
第2章 幼少年時代
第3章 三教指帰の述作
第4章 入唐まで―20代の空海
第5章 唐における空海
第6章 帰国後、何をしたか
第7章 高雄山時代
第8章 高野山の開創
第9章 東寺の経営
第10章 社会的活動
第11章 教団と弟子たち
第12章 文筆活動
第13章 高野山における入定
第14章 日本仏教史上より見た空海
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