loading...

ちくま学芸文庫

テロルの現象学

——観念批判論序説

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08069-1

Cコード

0136

整理番号

-4-1

1993/07/07

判型

文庫判

ページ数

432

解説

内容紹介

連合赤軍事件からポル・ポト派による大虐殺にいたるまで、?ゥつてないグロテスクな相貌を見せた〈近代〉の病理―、テロリズム。ドストエフスキー、カミュ、サルトル、埴谷雄高、高橋和巳らの思索の上に立ち、テロルという観念的暴力を喚起し続ける〈観念的なるもの〉の発生現場に遡行して、その発生史的必然性を解続する、壮大かつラディカルな観念批判論。

目次

1 自己観念
2 共同観念
3 集合観念
4 党派観念

著作者プロフィール

笠井潔

( かさい・きよし )

1948年生まれ。小説家・評論家。小説に『サマー・アポカリプス』(創元推理文庫)『オイディプス症候群』(光文社文庫)『吸血鬼と精神分析』(光文社)、評論に『新版 テロルの現象学』(作品社)『例外社会』(朝日新聞出版)『8.15と9.11』(NHK新書)がある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

いま話題の本