フリードリッヒ・ニーチェ
( にーちぇ,ふりーどりっひ )(1844-1900)旧来の西洋哲学・文化に激しい攻撃を加え、20世紀思想に決定的な影響を与えた哲学者。主著は『悲劇の誕生』『ツァラトゥストラ』『この人を見よ』等。
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1,980
円978-4-480-08133-9
0110
-1-18
1994/09/07
文庫判
768
頁「変化する者だけがあくまで私と親近である」。ニーチェにとって世界は、その本質からして、最高の秩序をおのれ自身のうちから生成する、ある永遠の闘争として現れた。ニーチェの遺稿を整理し、『悲劇の誕生』の初期から、最晩年の未完の構想『権力への意志』にまで通底する、ニーチェ独自の思索を《生成の無垢》として提示する。上巻では、文学的・自叙伝的色彩の強い遺稿の断片群を集積し、ニーチェの新たな側面を開示する。
1 ギリシア人
2 哲学者(芸術と認識)
3 リヒアルト・ヴァーグナー
4 音楽/芸術/文学
5 哲学とその歴史とによせて
6 心理学的な諸考察
7 女性/結婚
8 比喩と形象
9 ニーチェ自身に関して
10 ニーチェ自身の諸著作に関して
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