ちくま学芸文庫

古代ギリシア哲学講義
─生きるヒントを求めて
三嶋輝夫
著
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1,388
円978-4-480-08155-1
0195
-2-1
1994/09/07
文庫判
432
頁鴎外は明治という近代国家の青年期を、軍医の公職と文学者の活動と両立させて生き抜いた。彼は時代の必然に従って人生探求の場として文学を選びとり、その作品は当面する問題への社会的発言とならざるをえなかった。鴎外の作家としての可能性と限界も、大きくはそこに起因している。戦時下から戦後へかけての困難な状況下で書きすすめられた異色の評論集。
「独逸日記」について
俗見の通用
遺言状のこと
「半日」のこと
しげ女の文体
鴎外論目論見のうち
鴎外位置づけのために
「傍観機関」と「大塩平八郎」〔ほか〕
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