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定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08237-4

Cコード

0195

整理番号

-4-1

1995/11/07

判型

文庫判

ページ数

384

解説

内容紹介

本書は、最も物語らしい物語である『源氏物語』の歳時の言葉と心をとりあげ、その洗練を支えている古代の日本人の多様な季節感をさぐる。

目次

冬(紅葉・時雨
冬の夜 ほか)
春(霞
若菜 ほか)
夏(葵
橘・時鳥 ほか)
秋(風・野分
霧 ほか)
年中行事と歳時意識

著作者プロフィール

鈴木日出男

( すずき・ひでお )

1938年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。成城大学教授、東京大学教授、成蹊大学教授を歴任。現在、東京大学名誉教授。専攻、古代日本文学。著書に新編日本古典文学全集『源氏物語1-6』(共著、小学館、1994-98年)新日本古典文学大系19-23『源氏物語1-5』(共著、岩波書店、1993-97年)『古代和歌史論』(東京大学出版会、1990年)『古代和歌の世界』(ちくま新書、1999年)『王の歌 古代歌謡論』(筑摩書房、1999年)『万葉集入門』(岩波ジュニア新書、2002年)『源氏物語歳時記』(筑摩書房、1989年)『源氏物語の文章表現』(至文堂、1997年)『源氏物語への道』(小学館、1998年)『源氏物語虚構論』(東京大学出版会、2003年)『源氏物語引歌綜覧』(風間書房、2013年)『連想の文体――王朝文学史序説』(岩波書店、2012年)ほか。

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