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ちくま学芸文庫

ローマ帝国衰亡史 8

——マホメットとサラセン帝国

マホメットに率いられたアラブ人勢力の急速な台頭に脅威を感じる十世紀の東帝国の状況と、ブルガリア族、ハンガリー族の移動と定住を扱う。

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08268-8

Cコード

0122

整理番号

-2-8

1996/07/10

判型

文庫判

ページ数

432

解説

内容紹介

ヨーロッパ古代世界に最大の版図をもち、多年隆盛を誇ったローマ帝国はなぜ滅びたのか。この「消えることのない、永遠の問い」に対する不朽の解答―18世紀イギリスの歴史家E・ギボンの名筆になる大歴史書の完訳。アラビア半島の一隅に鳴りをひそめていたアラブ人勢力が予言者マホメットの奉じるイスラム教の下に興起し、東西ヨーロッパ各地に侵入を開始する。激動の時代とその状況を描ききる話題の一巻。

目次

第50章(アラビアとその住民の概況
マホメットの生誕、性格、教義 ほか)
第51章(アラブ別名サラセン人によるペルシア、シリア、エジプト、アフリカ、スペインの征服 ほか)
第52章(アラブ軍による二度のコンスタンティノポリス攻囲 ほか)
第53章(十世紀の東帝国の状況 ほか)
第54章(パウロ派の起原と教義
歴代ギリシア皇帝の彼らへの迫害 ほか)
第55章(ブルガリア人
ハンガリー人の出自、移動と定住 ほか)

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