ちくま学芸文庫
悪文の構造
─機能的な文章とは
千早耿一郎
著
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江戸は神田雉町の名主、斎藤幸雄・幸孝・幸成(月岑)が三代、三十有余年を費やして完成させた江戸の地誌。天保7年(1836)に出版されるや、たちまち「名所図会」ブームをまきおこし、多くの人々に親しまれた全7巻20冊の完全新訂版。江戸府内にとどまらず、西は日野、東は船橋、北は大宮、南は横浜まで、広大な地域の名所古跡・神社仏閣などを、詳細な現地調査と古典への博捜で記述した。それに付された長谷川雪旦の挿絵も興味が尽きない。第5巻は「巻之五」「巻之六」を収録。上野・浅草の賑わいを中心に、台東区、文京区、北区、荒川区、足立区から、埼玉県下におよぶ地域を収める。
巻之五 玉衡之部
巻之六 開陽之部
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