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定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08335-7

Cコード

0145

整理番号

-8-1

1997/05/09

判型

文庫判

ページ数

0

解説

内容紹介

60年代なかば、生態学と進化論の境界領域のなかから新しい流れが形成された。その結晶の一つがウィルソンの大著『社会生物学』であり、R.ドーキンスの『利己的な遺伝子』だった。生物界の社会現象を総合的に分析する斬新な手法で、人間とは何かを究明しようとしたのが本書である。英米の生物・動物学界を震撼させた、1979年度ピュリッツァー賞受賞作。

目次

第1章 ジレンマ
第2章 遺伝
第3章 発達の過程
第4章 社会進化と人間の本性
第5章 攻撃行動
第6章 性
第7章 利他主義
第8章 宗教
第9章 希望

著作者プロフィール

エドワード・O・ウィルソン

( うぃるそん,えどわーど・O )

エドワード・O・ウィルソン(Edward O.Wilson):1929?2021年。アメリカ合衆国アラバマ州に生まれる。アラバマ大学で進化生物学を学んだのち、ハーヴァード大学で博士号を取得。同大学で長年教鞭をとる。アリ研究の第一人者であり、社会生物学の草分けとして、また保全生物学への貢献でも広く知られる。アメリカ国家科学賞やクラフォード賞などに加え、ピューリッツァー賞を二度受賞。『社会生物学』『人間の本性について』『ヒトはどこまで進化するのか』など、多数の邦訳書がある。

岸由二

( きし・ゆうじ )

岸 由二(きし・ゆうじ):1947年生まれ。横浜市立大学生物科卒業。東京都立大学理学部博士課程修了。慶應大学名誉教授。進化生態学。流域アプローチによる都市再生に注力し、鶴見川流域、多摩三浦丘陵などで実践活動を推進中。NPO法人鶴見川流域ネットワーキング、NPO法人小網代野外活動調整会議、NPO法人鶴見川源流ネットワークで代表理事。著書に『自然へのまなざし』(紀伊國屋書店)『流域地図の作り方』(ちくまプリマー新書)。訳書にウィルソン『人間の本性について』(ちくま学芸文庫)、共訳にドーキンス『利己的遺伝子』(紀伊國屋書店)など。

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