ちくま学芸文庫

詩の構造についての覚え書
─ぼくの《詩作品入門》
入沢康夫
著
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1,540
円978-4-480-08370-8
0198
-2-2
1997/08/07
文庫判
0
頁「小説にはじめて社会諷刺の書というにふさわしい作品が現れた」(本書第23篇「儒林外史」の項)と著者は言う。第24篇では、風俗小説の代表である「紅楼夢」に一篇をあて、内容を詳述し、作品の意義を語る。そして清代流行した武侠物。著者は清末の糾弾小説をもって中国小説の長大な歴史を書き終える。全28篇。この巻では、本書ともっとも関連のある「中国小説の歴史的変遷」および、小論を併載する。
第21篇 明代における宋代市人小説の模倣とその後の選集
第22篇 清代における晋唐小説の模倣およびその支流
第23篇 清代の諷刺小説
第24篇 清代の風俗小説
第25篇 清代の学識と文才を誇示する小説
第26篇 清代の花街小説
第27篇 清代の任侠小説と裁判物
第28篇 清末の糾弾と摘発の小説
中国小説の歴史的変遷
附録 六朝の小説と唐代の伝奇は、どこが違うか
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