筑摩書房漢書　７　列伝４ / 班固著, 小竹武夫著

漢書　７　列伝４

創業70周年記念復刊

特色ある人物を、儒林・循吏・酷吏・貨殖・游侠・佞幸の六部門に分けて活写し、合わせて、漢民族の宿敵匈奴の英雄群像を冷静な目で描く。

シリーズ:ちくま学芸文庫
2,090円(税込)
Cコード:0122
整理番号:ハ-10-7
刊行日: 1998/04/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります
判型:文庫判
ページ数:672
ISBN:978-4-480-08407-1
JANコード:9784480084071

著者について1
著者について2

漢の高祖（前２０６）から、新の王莽（２３）まで、『史記』に次ぐ第二番目の中国正史『漢書』全１００巻（現行１２０巻）。帝王の業績「帝紀」、系譜の「表」、文化・地理などの「志」、人々の事蹟「列伝」、その記述は、歴史における個人の役割を重視した。人々の生きざまを、その弱さ愚かさをも含めて克明に描き、人間の運命を洞察する歴史文学として底知れぬ魅力をたたえ、後世史家の範となる。第７巻は、特色ある人物を、儒林・循吏・酷吏・貨殖・游侠・佞幸の六部門に分けて活写し、あわせて、漢民族の宿敵匈奴の英雄群像を冷静な目で描く。