神界のフィールドワーク

王仁三郎、空海、平田篤胤、シュタイナーなど異色・異能の精神史を照射し、内部生命体としての霊学の新展開を告げる記念碑的評論。

神界のフィールドワーク
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0114
  • 整理番号:カ-14-1
  • 刊行日: 1999/07/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:512
  • ISBN:4-480-08498-3
  • JANコード:9784480084989

この本の内容

「日本の宗教史・神道史理解に新たな視座を持ち込み、意識変容や異次元との交流という主題に鮮明な表現を与え、スピード感あふれる文体に乗って80年代日本を疾走した異形の書物」。王仁三郎、空海、篤胤、シュタイナー等、異色異能の精神史を照射し、内部生命の学としての霊学の新展開を告げる。

この本の目次

1 ふたつの霊界モノガタリ(神話的創造力と魂の変容―出口王仁三郎と折口信夫をめぐって)
2 意識と声音(語呂合わせの修辞学―宗教的レトリックの一局面
音霊の愉楽―エロスの現場としての声音の力学
魂を飛ばす技法―シャーマニズムと音楽体験)
3 魔界の声音(妖怪―その神学と自然学と人間学と
幼児性の悪意と声の自然―ラヴクラフトの偏位)
4 霊学と民俗学の生成(霊学と霊術―近代におけるその発端と展開
大正維新と霊的シンクレティズム―神智学受容の一波紋)

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