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定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08556-6

Cコード

0195

整理番号

-15-1

2000/05/10

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

没後半世紀を過ぎて、いよいよ輝きを増す文学者・太宰治。「二十世紀旗手」をもって任じる過剰な自意識と、その裏側にある拭いがたい劣等感を自ら見据え、関係への不安と孤独の中で苦しみぬくなかから、数々の普遍的な作品を生みだした稀有な作家の鮮烈な生涯。津軽・金木の大地主の家に生まれてから、玉川上水で情死するまでの39年を、写真、草稿、作品の一節、解説などから浮き彫りにする。1998年公開の新資料も満載、太宰のすべてに迫る。

目次

第1章 生い立ち
第2章 恍惚と不安
第3章 混沌と再生
第4章 ナショナリズムのはざまで
第5章 空襲と疎開の時代
第6章 「人間失格」への道
第7章 死とその周辺

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