患者の声 病気の体験

「病い」「死」とは、人間存在にとって、いかなる意味を持つのか。16人の患者の手記から、哲学的、宗教的、文学的に人間理解の深化を促す。

患者の声 病気の体験
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0147
  • 整理番号:メ-2-1
  • 刊行日: 2001/03/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:512
  • ISBN:4-480-08623-4
  • JANコード:9784480086235

この本の内容

患者、医療関係者(医師、看護婦、セラピスト)、介護人にとって、「病い」「死」とは何なのか?16人の手記から、病気、障害、臨死の生々しい体験を紹介し、医学的知識や医療技術以上に大切なケア、心のケアの質を問う。また、本書は単に医療の次元にとどまらず、人間存在一般に深く関わる多くの問題をも提起する。生と死と苦の三つ巴の人間の実存状況が、難病や障害に苦しむ登場人物の生の言葉で語られ、読者も生きることの意味を深く考えさせられ、感動を受ける。巻末に「思索のためのポイント集」を付す。

この本の目次

死の記憶
生命の操縦術
ラウル
苦闘すること
挑戦
理解
精神病―芸術か、人生か、病気か
苦痛のとりこ
世界観の再構築
不思議な旅
彼らを退院させよ
不幸の要因
資金を得よ、神、自己、薬
ゲイブとアリのために
友との旅

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