筆蝕の構造 ─書くことの現象学

ワープロの出現は言葉の世界をどう変えるのか。書き言葉が誕生する臨界域に踏み込み、書くという行為の坩堝に初めて照明をあてた画期的論考。

筆蝕の構造 ─書くことの現象学
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0176
  • 整理番号:イ-26-1
  • 刊行日: 2003/02/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-08734-8
  • JANコード:9784480087348

この本の内容

電子メディアの登場は言葉の世界をどのように変貌させようとしているのか。ワープロやパソコンで入力された文章と肉筆で書かれた文章とのあいだに差異は存在しないのか。書き言葉と話し言葉を分ける最後の一線に踏み込み、“筆蝕”という独創的な概念を駆使して、書くことの本質にはじめて照明をあてた画期的な論考。

この本の目次

序 書くという行為の坩堝へ
1 書くことと話すこと
2 筆蝕
3 “筆蝕”と文学
4 スタイル
付録 書くことの深み―筆蝕の構造

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