P.A.M.ディラック
( でぃらっく,P.A.M )1902-1984年。イギリス、ブリストル生れ。理論物理学者。1928年に量子力学と相対性原理とを結合した〈ディラック方程式〉を発表し、1933年にはE.シュレーディンガーとともにノーベル物理学賞を受賞。1932年にケンブリッジ大学ルカス教授職に就任、晩年はフロリダ州立大学で過ごした。
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1,045
円978-4-480-09132-1
0142
-5-2
2008/02/06
文庫判
208
頁物理理論に対してあくまで数学的美しさを求め続けたディラック。その理論から帰結するアイディアや世界観は、反粒子、磁気単極子(モノポール)、巨大数仮説など、未知の着想と予言に満ち満ちたものであった!若き日に目の当たりにした量子力学誕生の瞬間から、永久に膨脹し続ける宇宙のモデルに至るまで、想像力が産み出した独創的な仕事の数々をコンパクトに解説、「天才ディラック」がその全体像を垣間見せる晩年の名講義。新訳。巻末に「モノポールを求めて」(荒船次郎)を付録として収録。
第1章 量子力学の発展
第2章 量子電磁力学
第3章 モノポール
第4章 正エネルギーの相対論的波動方程式
第5章 宇宙論と重力定数
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