API Error: too_many_requests

loading...

ちくま学芸文庫

解禁 昭和裏面史

——旋風二十年

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09228-1

Cコード

0121

整理番号

-12-1

2009/07/08

判型

文庫判

ページ数

512

解説

内容紹介

日々戦争へと雪崩込んでいった昭和前期。そこでは何が企てられ、何が起きていたのか。本書は、激動のさなかにあって報道に従事した著者が、その間に蒐め得た一級の情報と、新聞人としての良心と技法によって著した史的報告書。張作霖爆死、さまざまな国家改造運動、二・二六事件、中国侵略の内幕、枢軸外交の失敗、日米交渉の真相、悲惨な敗戦。歴史を大きく動かした出来事であるにもかかわらず、当時公表できなかった事実を、敗戦直後、一気に発表した。真実に目隠しされていた国民は、本書に一斉にとびつき貪り読んだ。戦後ベストセラーの嚆矢にして、貴重な歴史の証言。

目次

張作霖の爆死
ファッショ団体を衝く
「宝刀」を抜いた関東軍
吹きまくる満洲颪
二・二六前後
中国侵略の内幕
事変処理の裏面
破局に導いた枢軸外交
日米交渉の真相
風雲慌しき南方基地
「和製ナチ」東条軍閥
軍艦旗落つ
「共貧圏」の確立へ

著作者プロフィール

森正蔵

( もり・しょうぞう )

1900-53年。ジャーナリスト。滋賀県生まれ。東京外国語学校(現東京外語大)卒。1926年、大阪毎日新聞社に入社。後、ハルビン、奉天、モスクワなどの特派点を務め、40年、屈指のロシア通として外信部ロシア課長となる。45年、東京本社社会部長で終戦を迎え、48年、出版局長、50年以降、取締役、論説委月長となる。本書は45-47年、3年連続ベストセラー。著書は他に『戦後風雲録』『風雪の碑』などがある。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

これから何かを始めたい人たちへ