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ちくま学芸文庫

マルセイユのユニテ・ダビタシオン

その建築理念とは?

近代建築の巨匠による集合住宅ユニテ・ダビタシオン。そこには住宅から都市まで、ル・コルビュジエの思想が集約されていた。充実の解説付。

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09274-8

Cコード

0152

整理番号

-4-1

2010/02/09

判型

文庫判

ページ数

208

解説

内容紹介

20世紀最大の建築家ル・コルビュジエは、フランスのマルセイユに「ユニテ・ダビタシオン(住居単位)」という名の巨大集合住宅を設計した。本書は、ル・コルビュジエが、最も重要なこの自作について、基本理念とプランを解説したものである。長らく原書でも読めなかった幻の著作に、詳細な解説を付した、文庫オリジナルの新訳。図版多数。

目次

第1章 罵りの声
第2章 高みに立って
第3章 一枚のヨーロッパ地図から―人間の住まいを経て技術と社会の総覧へ
第4章 長い道のり一九〇七?一九五〇―そして明日への行動指針
第5章 体系的記述―アンドレ・ヴォジャンスキー

著作者プロフィール

ル・コルビュジエ

( こるびゅじえ,る )

1887年、スイス、ラ・ショー=ド=フォン生れ。パリで設計活動を展開する。近代建築の基本を作り上げ、F・W・ライト、ミース・ファン・デル・ローエらとともに、近代建築の三巨匠と称される。1965年没。現存する代表作としては、「ユニテ・ダビタシオン」の他、「サヴォア邸」「東京国立西洋美術館」「ロンシャンの礼拝堂」など。

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