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ちくま学芸文庫

たのしい日本語学入門

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09354-7

Cコード

0181

整理番号

-1-6

2011/04/06

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

ことばは人を映し出すという。ならば日本語には日本人が映し出されているにちがいない。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」のように表面に主語が現れなくても自然に意味が通じる、「とりあえず」「ぼつぼつ」のように具体的に何をさすのかはっきりしない語が多い、ひらがな・カタカナ・漢字を併せもつばかりか外来語まで独自のものに作り替えて使ってしまう…。音声・文字・語彙・文法から、敬語や表現まで、日本語の知識を笑いながら身につける傑作入門書。

目次

1 日本語の全景
2 日本語の音声
3 日本語の文字
4 日本語の語彙
5 日本語の文法
6 日本語のコミュニケーション

著作者プロフィール

中村明

( なかむら・あきら )

一九三五年山形県鶴岡市生れ。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、母校、早稲田大学の教授となり、現在、名誉教授。主な著書に、『作家の文体』『名文』『悪文』『比喩表現の世界』『人物表現辞典』(以上、筑摩書房)、『日本語語感の辞典』『日本の作家 名表現辞典』『笑いのセンス』『吾輩はユーモアである』『日本語文体論』『日本の一文30選』(以上、岩波書店)、『日本語の文体・レトリック辞典』『センスをみがく 文章上達事典』(以上、東京堂出版)、『美しい日本語』(青土社)などがある。

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